MUGAIハラスメント防止ガイドライン
MUGAI Harassment Prevention Guidelines

1 基本的な考え方

任意団体MUGAI(以下、「本団体」)は、さまざまな人が創造的な力を安心して発揮できるよう、このガイドラインに則って運営されます。 以下は、本団体に関わるアーティスト・スタッフ等の関係者全員に該当するものとします。



2 差別やハラスメントの禁⽌

本団体の全ての活動では、差別やハラスメントを禁止します。

(1)セクシュアル・ハラスメントの定義

1 セクシュアル・ハラスメントとは、次のものをいう。

ア 他の者を不快にさせる業務における性的な言動

イ 他の者を不快にさせる業務外における性的な言動

2 セクシュアル・ハラスメントに起因する問題とは、次のものをいう。

ア セクシュアル・ハラスメントのため、参加および勤務環境が害されること。

イ セクシュアル・ハラスメントへの対応に起因して、参加および勤務条件につき不利益を受けること。


(2)パワー・ハラスメントの定義

パワー・ハラスメントとは、業務に関する優越的な関係を背景として行われる、業務上必要かつ相当な範囲を超える言動であって、精神的または身体的な苦痛を与え、その人格若しくは尊厳を害し、または参加および勤務環境を害することとなるようなものをいう。


(3)差別・ハラスメントをしないようにするために、関係者一人ひとりが次の事項について十分認識した上で活動に参加してください。

・お互いの人格や信条、信仰を尊重しあうこと。

・お互いが大切なチームのメンバーであること。

・言動に対する受け止め方には、個人間、立場等により差があること。

・親しさを表すつもりの言動であったとしても、本人の意図とは関係なく、相手を不快にさせてしまう場合があること。

・不快に感じるか否かには個人差があるため、この程度のことは相手も許容するだろうという勝手な憶測をしないこと(相手との良好な⼈間関係ができていると勝手な思いこみをしないこと)。

・相手が拒否している、または嫌がっていることが分かった場合には、言動の繰り返しの前に考えること。

・差別やハラスメントであるか否かについて、相手からいつも意思表示があるとは限らないこと。活動以外の時間での活動、飲み会やSNS においても、同様です。

・周囲のハラスメントを見て見ぬふりをしないこと。

・活動に関するSNS 等での発信について、自分以外のこと(アーティスト、スタッフ、参加者等)に関する文章、画像、動画等を無断で投稿しないこと(個人の名前が入っていなくても、個人を特定しうる情報が入っている場合は同様)。



3 ハラスメント相談について

本団体では、ハラスメント相談の担当者を定め、相談の道筋を作り、プライバシーを守って対応いたします。

・相談者は状況によりプロジェクトの担当者へ相談してください。

・本団体の担当者は代表張藝逸とします。

・相談方法

(1)匿名でも相談できます。ただし、問題解決のために具体的な解決手続きをとることが必要となった段階では、相談者の氏名、所属などの確認が必要となります。

(2)相談はハラスメントの直接の被害者だけでなく、ハラスメント被害にあった者から相談を受けた者、およびハラスメント行為を目撃した者も行うことができます。

(3)相談を受けた各担当者は、相談を受けた際に「相談受付票」を作成し、記録します。


4 公的機関等の相談窓口の紹介

【ハラスメント悩み相談室(厚生労働省)】

【みんなの人権 110 番(法務省)】

【女性の人権ホットライン(法務省)】

【 こころの耳 働く人のメンタルヘルス・サポートサイト】