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MUGAI Representative director

ABOUT
MUGAI

MUGAI(無外)は、中国哲学者荘子の「其大無外,其小無内」からインスパイアされた名前です

その名が示すように、外部と内部の境界を超える精神を掲げ、異なる文化的背景を持つ仲間たちが共生し、共に創造する場を提供する団体です。
東京を拠点とし、アートマネジメントの視点から異文化パフォーマンスの実践と研究に取り組んでいます。私たちは、アジアのアート制作者の国際的な影響力を高め、多文化社会とアートの融合に焦点を当てることです。 現代社会において急速に移動が激しくなる中、「外人」ではなく、「共生していく仲間」として隣人と向き合いたいという強い信念を持っています。

使命と目標

1. アートマネジメントの推進
MUGAIはアートマネジメントの視点から異文化パフォーマンスの補完を目指しています。インターカルチュラル・パフォーマンスにおいて、異なる文化的背景を持つ関係者間の協力と合意形成は特に重要です。私たちはアーティストとプロデューサーの協力を促進し、アート制作プロセスの重要性を強調しています。

2. インターカルチュラル・パフォーマンスの発展
日本におけるインターカルチュラル・パフォーマンスの実践が増加している中、MUGAIは西洋の文脈での実践的な成果を活用し、アジアの文脈におけるインターカルチュラル・パフォーマンスの理論的・学術的探求を促進します。また、多文化共生とSDGs(持続可能な開発目標)の理念に則って、インターカルチュラル・パフォーマンスの展開と研究を推進し、誰も取り残さない社会への貢献を目指しています。

3. アジアのアートやプロデューサーの国際的な影響力を高める
アートを通じて異なる文化間の対話と相互理解を推進し、それぞれのアイデンティティを尊重し、異なるバックグラウンドを持つプロデューサーの多様性を強調します。国際的なプロジェクトや協力を通じて、異なる文化との対話と共感を深め、アートを通じて世界に貢献します。アジアのアートとプロデューサーの国際的な影響力を高めつつ、文化的な多様性と尊重を実践することが、持続可能な国際的なアートコミュニティの構築に寄与します。

ABOUT
REPRESENTATIVE
DIRECTOR

張藝逸

中国上海生まれ。
立教大学映像身体学科総代卒
東京藝術大学国際芸術創造研究科在学

2021 東京芸術祭 制作インターン
2021 東京芸術劇場 シアター・コーディネーター養成講座 ≪多文化共生・基礎編≫
2022 KAAT神奈川芸術劇場 劇場運営インターン
2022 東京芸術劇場 多文化共生とアートに関するリサーチ 「東京と影絵」他、影絵掌編
2023 東京藝大学際的な展覧会《Touch My Mumblings, Hug My Words, Kiss My Singing》 パフォーマンスマネージャー
2023 Aranya Theater Festival Theater assistant + translator
2023 常磐線舞台芸術祭 学生スタッフ
2023 30thキネコ国際映画祭 事務局スタッフ
2023 東京芸術劇場 多文化社会における演劇ワークショップ開発
2023 港区立みなと芸術センター気運醸成事業「対話と学びのワークショップ ~みなと芸術センター開館に向けて~」ワークショップ参加 2024 多言語音楽劇『The WORLD』ワークショップ開催
2024 ドラマトゥルク・ミーティングワークショップ参加

©️ZIYONG LI

学会発表


「越境する演劇」(2023年度 日本文化政策学会 第17回年次研究大会 若手ポスターセッション)

「文化芸術に課される表現制約」(2024年度 日本文化政策学会 第18回年次研究大会 若手ポスターセッション)


記事

「舞台現場の現状と未来を覗く:寅川英司氏インタビュー」(立教大学映像身体学科 芸能研究ゼミ)

「越境した中国の京劇:張桂琴氏と郭江氏稽古取材」(立教大学映像身体学科 芸能研究ゼミ)

「後進とともに伝統芸能を前に進める【前編】:独立行政法人日本芸術文化振興会 国立劇場調査養成部養成課 谷口善信氏&三吉洋平氏 インタビュー」(立教大学映像身体学科 芸能研究ゼミ)

「後進とともに伝統芸能を前に進める【後編】:竹本葵太夫氏 お稽古取材&インタビュー」(立教大学映像身体学科 芸能研究ゼミ)

「ドラマトゥルクの視座から:長島確氏インタビュー」(立教大学映像身体学科 芸能研究ゼミ)

「他者とつなぐインターカルチュラル的な演劇の新様式 ーノン・ネイティブ日本語話者との演劇プロジェクト特集①」
(chelfitsch/岡田利規)